「くわい」という京野菜は京都らしいおせち料理のアイテムのひとつ。
縁起ものとしては、芽がぴーんとまっすぐ伸びて出る様が見目良いので、芽が出るようにという願いも込められています。
くわいの中でも京都のくわいは「青くわい」。
皮が藍色っぽくて、艶があります。
くわいは栄養も豊富で、カリウムなどミネラルも多く含まれます。でんぷんやたんぱく質も多いです。
とはいってもそれほどくわいばかりをたくさん食べることはないと思いますが。
京都市ではくわいは東寺のあたりが産地でした。
くわいの栽培には低湿地が良いので、都合がよかったのでしょう。
おせち料理ではくわいは含め煮にされます。
おせち以外なら素揚げもおいしいです。