さて、その瓢亭さん。
京都の懐石の伝統を丁寧に手間ひまかけて受け継ぐだけではなく、高慢にならずおもてなしの心を欠かさずに精進しておられます。
お店に行くならこちらもしっかり正装でいくべきですし、お料理に至るまでのお花やしつらえや掛け軸、お庭なども味わいたいものです。もちろん器にも目を向けたいもの。
お料理は一見オーソドックスですが、かける手間と素材の吟味が違います。ゆで卵だけでも全く製法が違うのです。
ひとり2万5000円以上はかかるはずです。
その瓢亭のおせち料理は、高島屋のオンラインサイトで予約注文できます。
お値段は高くて10万円を超えますが、毎年ひょうていに決めているファンが多いことに加え、生産数がずいぶん少ないので、10月中に完売することが多いです。
来年は瓢亭のおせちで京料理ひいては日本料理の究極を堪能しようと思ったら、早めに注文を済ませておくほうが良いでしょう。