おせち料理をいただくにあたっておせちとはそもそも何か?を知っておくのも悪くないでしょう。
おせちは御節。だいたい戦後から呼ぶようになった呼び名だそうです。
ただ、その前はおせちく(お節供)といって神様のお祭りの日のお供えだったんです。
「桃の節句」や「端午の節句」など節句のたびにおせちくをいただいたのです。
さかのぼれば平安時代や弥生時代にもその原点的風習があったといいます。
そういえば神様にお供えして、そのお下がりをいただいてたはずなのに、
いまでは堂々と豪華なお節料理をわれわれはいただいていますね。