京都の料亭「東観荘」さんは東大路四条の東の山手、円山公園の奥の奥に建つお店です。創業150年余。
八坂神社の南門(正門)の前の道を東にずんずんと登って行って、建礼門院ゆかりの長楽寺のちょっと手前にあたります。
お向かいは大谷祖廟という大きな大きな墓地。静かな静かなところ。
背後はすぐ山で自然豊か、緑に埋もれるような店構え。京懐石料理の味には定評があります。
もちろんディナーなら最低でもおひとり1万円からという名店です。
そんな東観荘のおせち料理はお店に足を運ばなければ買えないもの。ですが、東観荘監修の形でお手頃な価格を実現したおせち料理を通販で手に入れることができます。
なんとも華麗なバランスの三段重は、税込20000円。
早割期間の注文なら、たいへんオトクです。
大きめのお重の豪華版もあと2種類用意されています。
》 》 東観荘のおせちを見てみる
京都祇園の料理屋「や満文青木庵」は京都人が愛する隠れ家的な料理店です。
石畳の花見小路をちょっと東に入ったところ。
祇園に移る前は西ノ京円町にお店がありました。
建物はホンモノの町家で、100年を超える元お茶屋の建造物。懐かしい古い時代の京都の雰囲気が漂い、料理が出て来る前からほっこりできます。
ひとり4000円くらいからコース料理が食べられるので、あまり観光客には教えたくないお店といえます。
人数が多ければ座敷席もありますが、カウンターのほうがメインっぽいでしょうか。
いわゆるおばんざいの種類が多く、お酒を飲む方にも最適です。地元の農家から直接仕入れている京野菜や季節の旬の魚介がたっぷり使われています。もちろん出汁には究極のこだわりがあります。
また、寒い冬には「ふぐの七厘焼き」が最高です。
その「や満文青木庵」のおせち料理は通販で手に入れることができます。
京都地元民が愛するお出汁のしみこんだ幸せな味をご堪能ください。
祇園やまぶんのおせちは東急百貨店のオンラインストアで注文できます。
京都の料亭「岩元」さんのお店は祇園の花見小路にあります。
四条通から南へ。石畳のたいへん風情のある通りです。観光客もいっぱい。舞妓さん芸妓さんもよく見かけます。その先には祇園コーナーがあり、古刹建仁寺の大きな境内に突き当たります。競馬の場外馬券売り場もあって、客層がごちゃごちゃになる日もあります。
京都の老舗料亭の建ち並ぶ中で、岩元さんは歴史は浅いですが、大いにはやっているお店です。料理長は紫野和久傳や櫻川などで研鑽を積んだお方。
ここだけの話、ランチだけの京あなご重も人気。
岩元さんが全国に通販するおせち料理を販売し始めて数年。匠本舗で販売実績トップをほこる失敗のないおせちとなっています。
売れても売れても翌年の改良を怠らず、研鑽されてきた結果でしょう。
彩りが美しいだけでなく、どれを選んでも京懐石の実力がバリバリと発揮された料理が並びます。
牡蠣の時雨煮やテリーヌなど伏兵が舌を驚かせてくれます。
なんと2018年には73種類の料理が詰まった怒濤の
六段重も用意されました!
人気ナンバーワンのおせち。どうぞごらんください。
》 》 岩元のおせちを見てみる
京都西山の割烹料理店「
わた奈べ」は、国道9号線を西へ向かい、中山稲荷交差点を南に入ったところに店を構えます。
洛西ニュータウンも近いのどかな場所。
完全予約制ですが、カウンターで料理長と語りながら味わうも良し、お座敷の掘りごたつで炭火焼きふぐや鉄刺を堪能するも良し。
特大50cm八角一段重
京料理「
わた奈べ」おせち特大八角一段重は49種類、5~10人前。
器がものすごく大きいので家族もお客さんも度肝を抜かれます!
話のネタとしてもブログの写真ネタとしても盛り上がりますね。
新春本格おせち(五寸三段)
京料理「
わた奈べ」の小さめ三段重おせち。2人なら十分楽しめる量です。44品も詰め込まれています。
もちろん送料も無料です。
新春本格おせち(七寸三段)
京料理「
わた奈べ」新春本格
おせち(七寸三段)
インターネット割引がうれしい人気の
おせち料理ですが、
今年は10周年ということでかわいいプチ和菓子重までついてきます。
もちろん送料も無料です。
新春本格おせち(八寸三段)
京料理「
わた奈べ」新春本格
おせち(八寸三段)は41種類 5~7人前。
写真では比べにくいですが一番人気の七寸三段の1.5倍の大きさです!
新春本格おせち(八寸四段)と和菓子重とロブスター4尾セット
京料理「
わた奈べ」新春本格おせち(八寸四段)と和菓子重とロブスター4尾セット。
わた奈べの盛りだくさんシリーズです。
78種類+ロブスター4尾!すごい!!
京都の料亭「道楽」さんは鴨川の東岸、正面通にお店をかまえる京料理の名店です。正面通を東へ歩けば豊国神社に突き当たります。
創業は1630年。
なんと寛永のころ。関ヶ原の戦いが終わってたった30年!
場所は石田三成の軍師島左近のお屋敷の跡地。
創業からはすでに14代目。
お店の雰囲気も300年の歴史を彷彿とさせるような、古式ゆかしい良い感じ。明治のころには宮内庁御用達だっただけあって洋風な意匠も混じっています。
お店で板前さんが作るおせち料理はたいへんな値段ですが、ずいぶん前から全国に流通できるお手頃価格のおせち料理も監修しておられます。
道楽のお店で普通にいただけば、軽く食べてもひとり1万円はかかりますし、お店のおせちなら1段で5万円もしますが、そのエッセンスをふんだんに取り込んだ監修おせちなら、三段重でも1万円台、2万円台で十分手に入るわけです。
(写真は道楽のおせち「清新」)
道楽のおせちは生協などでもイチオシのおせちとなっていて、満足度が高くリピーターがたいへん多いです。
想像してください。コスパにうるさい主婦たちが選ぶおせちなら確実だと思えますよね。
道楽のおせちは、各百貨店で扱っていますので、ごひいきの百貨店のオンラインショッピングサイトでご注文ください。
写真の道楽のおせち「清新」はこちらのサイトで注文できます。》 》 匠本舗で道楽のおせちを見てみる
早割あり
はなびら餅は「葩餅」とも書き、京風のお雑煮の起源ともいわれています。
元々は平安時代に宮中のお正月行事でお公家さんに出した餅を簡単にしたもの。
白餅の上に白味噌を乗せ、かんぴょうなどを置いて半分に折ったものだとか。
これが京都で広まったのは裏千家の初釜で出されるようになってからだそうです。
柔らかくしたふくさごぼうをはさんで、餅を求肥で包んだりして、たいへん美しくお正月らしいお菓子となっています。
写真はシャトレーゼで買ったはなびら餅。
白味噌の餡に求肥。ふくさごぼうも甘い味付けです。もっちもち!
甘みが強いので、まあ縁起物としてひとつ食べればよくて、ふたつめはトゥーマッチか。
写真はお正月の京都たん熊北店。小さなお店ですが、たいへんな有名店です。
京都の料理店
たん熊は創業昭和3年。ミシュラン二つ星「
たん熊本家」「本家たん熊高島屋店」「
たん熊北店」「京都東急ホテルたん熊北店」「たん熊北店リーガロイヤルホテル京都店」「
熊魚菴たん熊北店」などがあります。東京や軽井沢・広島・博多にいくつもたん熊のお店があります。
熊がついたおもしろい名前の由来は創業の栗栖熊三郎氏の「熊」からついたもの。
人気はあっても毎日のれんをくぐれるほどの気安いお店ではありません。夜ならおひとり2万円〜5万円はかかります。
夏の鱧の懐石や冬のすっぽんのコース料理は食べてみたいものです。
そんな高級店たん熊のおせち料理ですが、お店に足を運ばなくても全国どこからでも通販で注文することができます。
いか松笠雲丹焼き、笹麩、カラス鰈幽庵焼、さわら西京焼き、あわび姿煮、陣笠椎茸、牛肉時雨煮などに真価が見いだせるでしょう。こだわりの出汁の味も深いものです。
通販では「
たん熊北店」あるいは「
熊魚菴たん熊北店」のおせちが主流ですね。
大手百貨店のオンラインショッピングサイトならほぼどこでも扱っていますので、ごひいきの百貨店のサイトをひらいてみてください。
高島屋・三越伊勢丹・大丸松坂屋では毎年売上げランキングの上位に位置していますから、すぐに見つかるはずです。
見つけにくい場合は「
たん熊」で検索をかけてみてください。
売り切れも早いですので、ご注文はお早めに。
京都の鷹峯は千本通の北の果て。山に囲まれたところで、悟りの窓で有名な源光庵や吉野太夫ゆかりの常照寺、本阿弥光悦ゆかりの光悦寺などが固まって建ちます。しょうざんリゾート京都は、光悦寺の南西から金閣寺にかけて広い広い敷地を持つ総合施設。結婚式場、日本庭園、茶花園、体験工房、ボーリング場などがあります。
京料理『紙屋川』京の料亭『千寿閣』、チャイニーズレストラン『楼蘭』、和と鳥旬菜『わかどり』などレストランも複数あります。
そんなしょうざんの京料理紙屋川が監修するおせち料理は、百貨店でも販売されて高い人気を誇っています。
大丸松坂屋や高島屋、三越伊勢丹などどの百貨店でも注文することができます。ランキングも毎年高い位置をキープしています。
京都 しょうざんのおせち料理
京料理紙屋川 和の三段重(3段・43品)
21,600円(税込/送料無料)大丸松坂屋の例
【ふじやのおせちは今年は取扱いがありません。】
京都貴船の「ふじや」さんは京都市の北の果て(さらに果てには京北もありますが)、鞍馬と貴船の分かれ道を左へ進んでいくと京都のパワースポットとして名高い貴船神社があります。
貴船神社は平安のころ和泉式部が恋の願掛けに詣でた神社で、それ故に縁結び祈願に訪れる若者も多いところ。
そばを川が流れ、空気中にも水分の多いような夏でもひんやりしたクールスポットです。
参道には古くからある料理屋が立ち並び、夏には川床が架けられ、ごうごうと流れる水音を聞きながら京料理が楽しめます。
そんな季節は狭い狭い道の両側から客引きの店員さんたちが声をかけ、さらにクルマは進みにくくなります。
進むといってもそのまま山奥へクルマで進んで行けば、芹生峠。びっくりするような細い山道になります。
京北へ抜けることはできるのですが、まったく離合できない山道が続き、肝試しのよう。
途中には道を外れた乗用車が一台、崖にひっかかっていて、何年もそのままの姿を晒しています。
さて、ふじやさんはそんなに奥まで行かないところ、貴船神社の石段下にお店を構えています。
テレビや雑誌でよく見るあの石段のすぐ南です。
ふじやの創業は江戸時代天保年間。
川床料理の元祖のお店といわれ、川魚の料理には定評があります。
冬はぼたん鍋もおいしいです。
ふじやさんで川床料理をいただこうと思ったら、まずおひとり1万円ではききません。
3人で4万円近くかかります。
でも!ふじやのおせち料理は通販でお手頃値段で手に入れることができます。
ふじやのおせち料理は、京料理をメインにしながらも、洋風のお品が入った和洋折衷おせちです。
渋皮栗カステラ、ローストビーフ、海老&アスパラテリーヌ、クリームチーズのサーモンミルフィーユ串、日向夏ゼリーなどオリジナリティーのあるお料理が詰まっています。
もちろん海老、鮭、鰤、椎茸、蟹、きんとん、あわび、ふぐ、いくら、なます、田作り、松風、伊達巻きなど得意の京料理もたくさん。
京都貴船「ふじや」監修おせち
価格:18,000円(税込、送料無料)早割あり
》 》 貴船ふじやのおせちを見てみる
薄味が強調されることが多い京都のおせち料理は、塩を控えたい方がおられるご家族にも選択肢のひとつとなることでしょう。
薄味とはなにか?
江戸のころから関東関西の料理の味の違いというのはよく論じられたものでした。
「京都大阪は美食としえどに鰹節の煮出しにてこれに諸白酒を加へ醤油の塩味を加減する也。故に淡薄の中にその味ありてこれを好しとす。江戸はもっぱら鰹節出汁にみりん酒を加へ、あるいは砂糖を以てこれに替へ、醤油を以て塩味を付くる故に、口に甘く旨しといえども、その味を損なわずに似たり。」
というのは江戸後期の「守貞漫稿」の一節。
京料理の薄味は単に薄いというわけでなく、出汁の使い方のこだわりを持ち、素材が元々持つ旨味を最大限にひきだすというポイントにあります。
薄味のほうが飽きがこないというのもポイントでしょう。
もちろんお母さん手作りのおせちよりはぐんと塩分は抑えられているはず。
ただ、ひとにはそれぞれ味の感覚があり、それは生まれ育った土地の慣れた味つけがベースになっていますから、単に薄いと感じるか薄い中の出汁の味わい深さを楽しむかは、もう好みの部分になってきます。
やっぱり塩分がどうというよりは、一度試してみて京都のおせち料理のその味が気に入るかどうかというほうが重要な気がします。
お試しあれ。
なお、カロリーを控えたおせち、塩分を控えたおせち、歯がなくても食べられる柔らかいおせち、アレルギー食品不使用のおせちが必要なかたは、大手百貨店のオンラインサイトを利用すると良いでしょう。
毎年必ずそういった体にやさしいおせち料理を用意しているのが大手の良い点です。
数字的にもはっきりと計算してありますので安心です。