木目込み雛人形とは
木目込み雛人形(きめこみひなにんぎょう)
木目込み雛人形にはコロンとしてこぢんまりした可愛らしいお雛様が多いです。
製法は木製の胴体に溝を彫り、そこに布地の端を埋め込んで衣裳を着せて作ります。
京都・上賀茂神社の神官が柳の木で作ったのが始まりといわれます。
最初は加茂人形と呼ばれ、江戸に伝わってから木目込み人形と呼ばれるようになりました。
木目込み雛人形のいい点は木のぬくもりがそのまま伝わってくること。
衣裳も型崩れしにくく、いつまでも長持ちします。
人形自体が小さめなので、飾る場所にも、片付ける場所にも困らず、現代の住宅事情にも合っています。
玄人好みのお雛様といったかんじでしょうか。
逆に不満があるとしたら、ゴージャス感がないところ。
豪華絢爛なお祝いには不向きですね。
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