お正月。おせち料理と並んで重要な食べ物がお雑煮。
京都のお雑煮といえば、特徴は甘めの白味噌ですね。
こってりと甘い感じ。
具も白いものばかりを入れる風習があります。
白いものといえば、お餅、蒲鉾、里芋、コイモ、頭芋、はんぺん、豆腐、大根(若い茎大根)など。
白尽しにする理由は、白は金気すなわち金剋木は新春を迎える木気には邪魔になるので、自らの歯で噛み砕いてしまおうということだそうです。
具は他にアワビやナマコ、ゴボウ、昆布なども。


さて、お正月には限りませんが、京都の食材といえば京野菜。
他の地域とはちょっと違った種類の野菜が京都近郊で大切に育てられています。

ナスなら賀茂なす・山科なす・捥ぎなす
漬け菜なら、水菜・壬生菜・畑菜
カブなら佐波賀かぶ・スグキ菜・舞鶴かぶ・大内かぶ
大根は、聖護院大根・青味大根・時無大根・桃山大根・辛味大根・佐波賀大根・茎大根
堀川ゴボウ・万願寺唐辛子なども。